ヴァシュロン・コンスタンタン22年新作腕時計、伝説スポーツウォッチ「222」がイエローゴールドで復活

2022年の新作腕時計「ヒストリーク・222」が、2022年9月よりヴァシュロン・コンスタンタンのブティック限定で発売が予定されている。

ヴァシュロン・コンスタンタンの“伝説モデル”が復活

ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) 222|写真4

「ヒストリーク・222」は、ヴァシュロン・コンスタンタンの名作モデルを現代風にアレンジした「ヒストリーク」コレクションの新モデル。メゾン創業222周年を記念し1977年に発表された伝説的モデル「222」が、18K イエローゴールド製で復活する。

ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) 222|写真6

オリジナルの「222」は、時計製造の歴史において最初の“スポーティシック”な時計として知られる腕時計。スポーツウォッチの要素を盛り込みながらもエレガントな表情を保つ唯一無二のビジュアルが特徴だ。

18K イエローゴールド製37mmケース採用

ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) 222|写真3

今回のデザインのベースは、「222」の中でも“ジャンボ”の愛称で親しまれる37㎜モデル。フラットなモノブロック構造のトノー型ケースに、「222」を象徴する切り込みの入ったベゼルをセットした。ケース平面の5時位置には、メゾンのアイコニックなマルタ十字がはんだ付けされている。

ケース一体型ブレスレット

ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) 222|写真5

ダイヤルは、上品なゴールドトーンを採用。ストレートバーインデックスとバトン型針、3時位置に日付表示をそれぞれ配置した。ブレスレットは、オリジナル同様ケース一体型で、6角形の中央リンクを備えている。

特別に開発されたキャリバー2455/2を搭載

ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN) 222|写真2

「ヒストリーク・222」には、特別に開発されたキャリバー2455/2を搭載している。振動数は、オリジナルモデルの2.75Hzに対し、4Hz(毎時2万8800回)。40時間のパワーリザーブを誇る。ケースバックから覗くキャリバーのローターには、オリジナルモデルの222ロゴが刻印され、ベゼルと同じ切り込みのモチーフが施されている。

【関連記事】:気になるセレブの愛用品をチェック

ヨットマスターロレジウム。購入前に知っておきたい注意点!

先週に引き続き今回もヨットマスターを取り上げる。前回は現行のヨットマスター40から2016年に登場したダークロジウム文字盤をクローズアップしたが、それと入れ替わるかたちで16年で生産を終了したヨットマスターロレジウムについて注目してみたい。

前回も触れたが、日本で不人気だったヨットマスターを一躍人気モデルに押し上げたのが、ヨットマスター誕生から7年後の99年に、新たにラインナップに加わったこのステンレススチールケース仕様のヨットマスターロレジウムである。ロレックス スーパーコピーちなみにロレジウムとはロレックス、ステンレススチール、そしてプラチナを組み合わせて作った造語だとか。

2012年にマイナーチェンジされた2代目ヨットマスターロレジウム、Ref.116622。プラチナ素材を部分的に使った適度なラグジュアリー感が人気となった

前回の現行ヨットマスター40との決定的な違いは、ベゼルにプラチナ950を使用しているところは同じだが、ヨットマスターロレジウムの場合は、ベゼルのみならず文字盤までもがプラチナ950製という点だ。

ヨットマスター自体、名前が示すようにヨットオーナー向けに作られたものだけに当初はイエローゴールド素材を使用したモデルのみがラインナップしていた。ある意味これが日本で不人気だった原因なのだが、それに対して当時新たにラインナップされたヨットマスターロレジウムは、一部分だけに留めてプラチナを使用するという、さりげないラグジュアリー感が、何事にもほどほどを好む日本人には受け入れやすかったのだろう。特に普通とは違う少し主張のある時計を求めていた人にはちょうど良かったようだ。

回転ベゼルのみならず文字盤までもプラチナ950で作られている。なお回転ベゼルはプラチナ製のため深いキズを付けて交換となると費用はかなり高額となるため注意が必要だ

ただ、実機を見るとわかるが、プラチナ部分のほとんどがサンドブラスト仕上げによるマット地のためギラギラ感は確かに抑えられているものの、レイズド仕上げと呼ばれる浮き彫り加工が施された目盛りやケース、そしてブレスの中ゴマ部分はポリッシュ(鏡面)仕上げのため、それなりに光沢感は強い。さすがにベーシックなサブマリーナーデイトとは明らかに雰囲気が違う。その点は注意したほうがいいだろう。

さて、ヨットマスターロレジウムは先にも触れたように16年まで17年間製造された。その間、2012年にマイナーチェンジが1度だけ実施されている。それに伴う変更点は大きく三つだ。

ひとつは搭載するCal.3135がブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ仕様となった点。スーパーコピー二つ目はフラッシュフィットとバックルが強化された新ブレスレットとなった。そして三つ目は蓄光がスーパールミノバからロレックスが開発したクロマライトという素材に変更された点だ。これらに伴いRef.16622からRef.116622へとレファレンスも変更になったというわけだ。

【写真】ヨットマスターロレジウムの新旧の違いを写真でチェック!

さて、気になるユーズドの実勢価格だが、目安としては2代目のRef.116622で120〜150万円、初代のRef.16622で90万円台から120万円台といったところのようである。なおヨットマスターすべてに言えることだが、ユーズドで購入する場合は特に回転ベゼルのキズなどコンディションに注意したい。

なぜかというと、前述したように回転ベゼルはプラチナ製のためキズが付きやすく、しかも交換となるととても高額なものだからである。また同時に、キズが付くのを気にする人は、その点も踏まえて購入を検討したほうがいいだろう。